温泉湯治の道へ

ステロイド剤による治療はけっして効果がないとは言わないが、きりがなく展望が見えないので疲れてくることは前回の記事で述べた。内服薬の場合は免疫力低下による合併症が怖い。そこで他の方法として、温泉湯治はどうだろう?ということになった。そこで温泉について調べてみることにした。私が乾癬に苦しむようになったころはまだインターネット草創期だった。各温泉地の情報は今のようには豊富ではなかったので、本屋さんに出かけて参考になりそうな本を探した。いろいろ読む内に、どうも皮膚病には酸性泉と塩化物泉が良いとの情報を得た。塩化物泉については思い当たるふしがあった。皮膚科の医師によると、薬があまりない時代、皮膚科の先生は乾癬患者たちを海水浴に連れて行ったそうだ。太陽による紫外線と海水の塩分が、この病気に一定の効果があったからだ。皮膚病患者は裸を見られるのを嫌うため、一般客がいない秘密のスポットというのもあったそうだ。酸性泉については、雑菌が死滅するからだろう。強酸性の場合、10分以内に殆どの菌が死ぬ。やはり清潔が一番ということだ。そこで温泉地をセレクトしたところ、群馬の草津温泉、秋田の玉川温泉、北海道の豊富温泉へ行ってみようということになった。豊富温泉は尋常性乾癬に効果ありとのことで、すでに有名だった。今後それぞれの湯治記を綴りたいと思う。

※一般的に紫外線は肌に良くないです。ただ、乾癬には良い場合があります。でも人によっては逆に悪化する場合があるので注意が必要です。

※硫黄泉の場合、硫黄アレルギーがあると皮膚病は悪化します。事前にアレルギーパッチテストを受けることをお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

ステロイド塗布剤

次の記事

玉川温泉湯治 その1