サバイバー

ここ3週間は大変だった。実家の高齢な母親がコロナにブレークスルー感染して私も濃厚接触者になってしまった。でも母は重症化せず、3,4日で健康体に戻った。私は発症すらしなかった。やはり3回目のワクチン接種が効いたのだと思う。私は初回、2回目はファイザーだったが、3回目はモデルナにした。その方が抗体が上がると聞いていたので、自ら希望して製薬メーカーを変えた。正解だったかも。ところで先日の新聞に末期がんから生還した人の話が載っていた。その方は肺がんから他の臓器に転移してステージ4bだったそうだ。余命宣告もでたようだが、本人は諦めなかった。通常、その状態では手術はできない。そこで化学療法と放射線治療をすすめたところほぼ寛解状態になったそうだ。その方は記者に対して重要なことを述べている。ずばり「諦めない」そして「生きることへの執着」だ。強い気持ちとポジティブな思考が命を救うのだ。また医師の踏ん張りも大切だ。抗がん剤は通常、肺がんなら肺がん用、胃がんなら胃がん用と分かれているが、まったく違う臓器用に開発された抗がん剤を使って治るということがある。末期の乳がん患者が前立腺がん用のくすりを使って寛解した例を聞いたことがある。余命3か月の人が10年以上生き延びたというケースはけっして珍しくない。諦めないで色々と試すべきだ。私の場合は、妻が医師から余命3ヵ月と聞かされていたようだが、私自身は知らず、死ぬことなんてまったく考えもしなかった。毎日食べ物のことばかり考えていた。ベッドでテレビの料理番組ばかり視ていた。これが結果的によかったのだと思う。ポジティブ思考こそ重要だ。話が変わるが、入院中のテレビ視聴は姿勢に気をつけてください。変な姿勢でテレビを長時間視ていると首がおかしくなります。また偏頭痛の原因にもなります。

筆者の運営サイト
日本温泉ネットワーク | スマート温泉ネット(スマホ版)

多発性骨髄腫

前の記事

がんの治療費
多発性骨髄腫

次の記事

痛みと温泉湯治